NEM 新ブランド「Symbol」についてのポイント

日本の取引所で買える

NEM 新ブランド「Symbol」についてのポイント

更新日 2020/02/18

twitter pocket
目次
  1. 1. Symbolについて
  2. 2. そもそもカタパルト(catapult)とは
  3. 3. カタパルトのスケジュール
  4. 4. ハーベストとは

nem のカタパルトの新ブランドとして「Symbol」が発表されました。
この記事では、カタパルトのこれまでの経緯やNEMについて抑えておきたいポイントをまとめます。

Symbolについて

Symbolとは

Symbolとは、nemのアップデートであるカタパルトの新名称です。
Symbolのティッカーは「XYM」です。
1月10日にコミュニティの投票決定しました。

Symbolは企業向けのブロックチェーンであり、パブリックとプライベート両方のチェーンを提供しています。

nem 「Symbol」の機能

Symbolの機能は大きく6つあります。
(参考:https://japan.nem.io/article/nem-seminar-2020-load-to-symbol/

・デジタルアセットの作成
 トークン発行の機能です。
・分散型スワップ
 異なるブロックチェーン間でのトレードを可能にする機能です。
・マルチレベルマルチシグアカウント
 既存のNEMに備わっているマルチシグを階層化し、より強固なセキュリティを実現しています。マルチシグとは、あらかじめ複数の署名を決めておき、それらが揃わなければ送金や承認ができないといった機能です。これを階層化することでセキュリティ面における効果は期待できますが、同時に秘密鍵の紛失などで発生する損害が起こりやすくなるというデメリットもあります。
・高度なアカウントシステム
 こちらもマルチシングの階層化によるものです。
・ビジネスロジックモデリング
 ビジネスに競合性を持たせるために、簡単にプラグイン化できるエンジンを搭載しています。
・パブリックとプライベート間のデータのやり取り
 エンタープライズ向けブロックチェーンの特徴と捉えることができる機能です。

NEM財団理事長であるAlexandra Tinsman氏は
「Symbolブロックチェーンによって全ての業界で、コストとビジネスの摩擦を減らし、安全で柔軟なソリューションを構築することが可能です」
と発言しています。


そもそもカタパルト(catapult)とは

カタパルトとは、NEMの大型アップデートのことです。
カタパルトは、セキュリティ面と処理速度の向上を目的として開発してきました。

現行のNEMとカタパルトでは技術基盤が異なり、それぞれの互換性がないことから2つのブロックチェーンで運用することが決まっています。
トークンの受け取り方には、以下の2種類受け取り方があります。
XEMホルダーは、オプトインすれば1:1のSYMBOLトークン(XYM)を受け取ることができます。その際XEMを失うことはありません。

オプトイン

オプトインとは、NEMの既存所有ユーザーが、新トークンの受け取り手続きを自主的に行う方式です。
トークン受け取りの手続きをしない場合、新トークンを受けないことになります。 
オプトインの手続きは、カタパルトの公開前と後で可能です。

オプトアウト

オプトアウトとは、NEMの既存所持ユーザー全員に、手続きなしで新トークンを付与する方式です。
オプトアウトの場合、申請することで新トークンの受け取りを拒否することも可能です。

カタパルトのスケジュール

カタパルト公開に向けたスケジュールは以下の通りです。

2019年11月27日:利用可能なテストネットの公開
2019年12月22日:カタパルトに対応したウォレットの準備完了
2020年1月3日:ブランディングガイドライン・ツールセットを配信
2020年1月13日:ティッカー投票開始(決定済み)
2020年2月〜3月:メインネット公開
2020年3月:メインネット公開後に今後の計画を再評価・再確認

2020年1月10日に、カタパルトのパブリックテストネットがローンチされました。
テストネットには一般ユーザーも参加可能です。
パブリックテストネット用のウォレットをダウンロードすることで、テスト専用トークンを受け取ることが可能です。

ハーベストとは

ハーベストとは、簡単に言うとNEMにおけるマイニングです。
NEMは通常のマイニングと異なり、トークンにおける重要度によって報酬を付与するPoI(Proof of Importance)と呼ばれるアルゴリズムを採用しています。

強力なマシンパワーや電力、資本力でマイニング報酬を与えないPoIは参入障壁が低いと言えるでしょう。

NEMの場合、10,000NEM以上保有するユーザーにハーベスト権利が与えられます。

Proof of Importanceとは

Proof of Importanceは他のマイニング手法と異なり、ネットワーク上における貢献度に応じて報酬を与えています。

貢献度を得るためには取引量や所有量、保有期間などNEMに関する活動をする必要があります。
取引量も貢献度に関係してくるため、市場の停滞化を防ぐ事ができます。
一方で、資本を多く持つ人間に報酬が集中してしまう恐れがあります。

ハーベストの種類

NEMのハーベストには、ローカルとデリゲートと呼ばれる2つの種類があります。
ローカルハーベストとは、自身のPCにインストールしたウォレットを起動したままにする方法です。
自身のパソコンを起動し続けなければいけませんが、必要数のNEMを揃えれば参入することが可能なため、オススメの方法と言えるでしょう。

デリゲートハーベストとは、他人のパソコンで承認活動を行う方法です。
オフラインでも実行可能ですが、手数料が発生してしまうというデメリットもあります。

Symbolトークンの場合、モザイクと呼ばれる固定アセットを利用します。
モザイクはトークンとも言えますが、トークンより特化したモノのコレクションと言い換えることができます。
SymbolトークンもNEMと同様、10,000ハーベスティングモザイクを所有するユーザーに権利が与えられ、方式もローカルとデリゲートの2種類となっています。



参考URL

NEM カタパルト 公式開発者向けドキュメント
https://nemtech.github.io/ja/index.html
NEM.io財団によるカタパルトのロードマップと展望
https://docs.google.com/document/d/1Ws82lY3iGiiOHRuTEfMKevqQ-Js0yCUpcItwVR9_Xlg/edit
SYMBOLについてのリリース
https://japan.nem.io/article/nem-seminar-2020-load-to-symbol/



こちらの記事もおすすめ