Coinbase 上場の審査基準は?

ファンドレポート Coinbase

Coinbase 上場の審査基準は?

更新日 2019/12/19

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目次
  1. 1. 基本チェック項目
  2. 2. トークンエコノミクス 評価基準

Coinbaseに17種類のトークンが上場候補にあがっていることが発表されました。上場基準の審査基準が公開されています。
この記事では、審査基準についてまとめて、どういった点から評価されているのかについて考えたいと思います。
特にエコノミクスを評価する指標などは参考になります。

基本チェック項目

Coinbase 上場の審査基準 基本項目

プロダクト

Coinbaseのミッションは、「オープンな金融システムをつくること」とうたっています。
それに則って、だれでもアクセス可能、プロジェクトへの参加可能であること、非中央集権(Decentralized)、トラストレス(Trustless)な仕組みであることが条件とされています。
また他の条件は、少なくともテストネットでプロダクトが稼働していることが挙げられています。

運営チーム

技術力と継続的な事業運営が見られています。技術面では、ロードマップを達成していること、第三者のセキュリティ監査などです。
また、チームがトークンを一定数保有してロックアップがあるかなど、開発し続けることが動機づけられているかが見られています。

法令遵守

米国証券法に則っているなど、証券ではないことを一貫して主張しています。
現段階では、セキュリティトークンは扱わないと明言しています。

トークンエコノミクス 評価基準

Coinbase 上場審査基準 トークンエコノミクスのチェック項目

流動性基準

時価総額が、他の資産と比べても高い必要があります。
取引量は、ベロシティ(Velocity)や売上高と表現されていますが、これは「トークンを別の資産に簡単に変換できる尺度」とされています。
また、ワークトークン(work tokens)などの場合、プロトコルを通じて新しいトークンが生成されますが、その供給が循環されることも条件です。
供給量が制限されている場合、総発行量のうちの十分な割合が供給可能である状態である必要があります。
フィアットとのペアがあることも条件です。

分散性

取引所間で流通量がかたよっていない、所有者の地域が分散されている、DEX(分散取引所)での取り扱いがあることが条件です。

ネットワーク効果

ネットワーク拡大に比例して、時価総額、ノード数、トランザクション数、手数料、アドレス数の指標が増加することが条件です。
特に、増加したノードの国や地域が分散していること、アドレス数によってトークン保有者数が増えて資産が分散していること、がチェックされています。

エコノミクス

トークンの種類は、ワークトークン(work token)のようなユーティリティトークンが推奨されています。また、トークン価値が上昇する仕組みである必要があります。
これはインフレ率がプログラムされていること、あるいは、総供給量に上限がある場合、トークンの大部分が取引可能であることが条件とされています。

トークンセール

ICOなどのトークンセールが過去行われていた場合に適用されます。
トークンの持分割合が公平になるように、初期に購入可能数に上限を設定していることが条件です。
これによって、少数の投資家に過度に有利にならないようにします。

またフェアなセールにするために、購入参加者に総供給のうちの販売する割合を知らせるか、
あるいはインフレ率を知らせる必要があります。


参考URL
Coinbase 上場審査基準
https://listing.coinbase.com/policy

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